
学校設置の太陽光発電設備を“教材”に│次世代への環境教育
概要
「地域とともに、地域のために」をコーポレートスローガンに掲げる沖縄電力では、次世代を担う子供たちが、暮らしと密接に関わるエネルギーや環境に興味を持ってもらえるよう、エネルギー・環境教育を実施しています。
今回は、「かりーるーふ」の導入を機に出前授業を実施した、豊見城市での事例をご紹介します。
1.実施のきっかけ
豊見城市内の小中学校3校(豊見城中学校、上田小学校、ゆたか小学校)にて、おきでんグループが手がける「かりーるーふ(太陽光第三者所有モデル)」の運用が開始されたことをきっかけに、出前授業を実施しました。
「かりーるーふ(太陽光第三者所有モデル)」とは
おきでんグループ所有の太陽光発電設備と蓄電池を、お客さまの施設に初期費用負担ゼロで設置し、発電した電気をご利用いただくサービスです。

2.授業内容:再エネ×防災×電気のしくみを“体験”から学ぶ
今回の出前授業では、「身近な電気について学ぼう~電気はどこからやってくるの~」と題し、”自分たちの学校に設置されている太陽光パネルと蓄電池”を教材として活用することで、再生可能エネルギーや防災について学ぶ機会を提供しました。
また、児童生徒が「電気」を身近なテーマとして捉え、理解を深められるよう、クイズや発電体験などを取り入れた体験型の授業とすることで、電気の大切さを実感してもらう内容としました。
身近な再生可能エネルギー
校内に設置された太陽光パネルの面積が教室数部屋分に相当する規模であることも紹介し、再生可能エネルギーが「身近な場所でも導入・運用されている」ことを具体的にイメージできるような内容としました。

体験型授業で広がるエネルギーと防災への理解
同校では、「かりーるーふ」の導入により構内に設置された専用コンセントから、非常時にはPCやスマートフォンが使用できます。
こうした背景を踏まえ、授業では手回し発電機を使用したスマートフォンの充電体験や、自転車をこいで行う発電体験を実施。児童生徒は、手回し発電機を5分間回してもスマートフォンは数%しか充電できないことを体感し、非常用コンセントから充電できる台数との違いを比較することで、普段は意識しづらい“電気を作る大変さ”を実感していました。

地球温暖化と再エネの役割
地球温暖化の仕組みと、その対策の一つとしての再生可能エネルギーの役割を学び、エネルギー選択が環境と結びついていることを理解する内容としました。
3.参加者の声
今回の出前授業では、クイズや発電体験を通じて電気について楽しく学ぶとともに、再生可能エネルギーの役割や、停電時の備えといった防災の視点にも触れました。授業後には、電気を“当たり前”ではなく支えられているものとして捉え直した声や、日常の行動を見直したいという声が寄せられています。
以下、参加者の感想を原文のままご紹介します。
- 「生活に欠かせない電気を届けるためには様々な工夫と技術が必要なんだなと思った。」
- 「社会や理科、技術の授業で電気について学習していたので、今回の出前授業で沖電の話を聞くことができて良かった。SDGsなどを達成するためにも、沖電のような企業だけでなく、私達1人1人が電気を無駄遣いしないなどの行動をこころがけていきたい。」
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「エネルギーミックス(発電方法を組み合わせる事)で、各発電方法のデメリットなどをカバーし合うという発想が面白いと思った」
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「自転車とか、手回しで電気をつくって全力でやっても1%しか電気がたまらず、電気をつくるのは大変だとわかりました。今までは、電気をつけっぱなしにしていたけど、これからはつけっぱなしはやめて、電気がつくのは当たり前ではないと心がけたいと思いました。」
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「この学校に置いている太陽光パネルで作られた電気1時間で、1世帯(4~5人)が1週間生活できることに驚いた」
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「電気についてもっと知りたくなった」
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「クイズを交えながら、電気について楽しく学ぶことができた」

「地域とともに、地域のために」
次世代の学びを支える今後の取り組み
沖縄電力は、コーポレートスローガン「地域とともに、地域のために」のもと、子どもたちが生活に密接に関わるエネルギー・環境・防災に興味を持てるよう、出前授業や体験型学習の機会を今後も広げ、沖縄県の持続可能な社会づくりに貢献してまいります。
本取り組みや出前授業にご関心をお持ちの自治体の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


